国立台南芸術大学の材質系繊維組（日本でいう工芸科の染織専攻）３年生に向けて、柿渋を用いた作品や製品製作についてレクチャーを行いました。

台湾では新竹県に新埔柿染工房があり、柿渋の文化はあるもののその存在を身近に知っている人は日本ほど多くありません。

柿渋の歴史や産地、その特性や表現方法についてお話させて頂くと皆さんとても興味を持って聞いて下さり、終わってからは表現を行なっている立場ならではの質問も多く飛び交い、私自身とても刺激的な時間となりました。

相変わらず拙い中国語ではありますが発表を聞きに来て下さった皆さま、そしていつも台湾に行く度に気にかけて下さる呉先生に感謝致します。